観光と地域活性化を目指し、国土交通省と葛飾区が手を組む全面的な河川美化と活用計画
イメージ画像 葛飾区公式サイトより
東京都葛飾区は、その豊かな自然環境と歴史的背景を生かし、地域の新たな魅力を創出する一大ステップを踏み出しました。
この度、八潮市にも通る中川沿いの、葛飾エリアに展開される「葛飾中川かわまちづくり計画」が、2023年6月15日に国土交通省の「かわまちづくり支援制度」に正式に登録されました。
この革新的な計画は、中川沿いのウォーターフロントの開発として、高砂橋から上流にかけての範囲で、見晴らしデッキや散策路をはじめ、多様な施設の整備を通じて、地域の魅力を一層引き出し、観光客の誘引と地域活性化を目指します。
かわまちづくり支援制度は、地域の河川を活かしたまちづくりを推進する国土交通省の支援制度であり、この制度のもと、中川の美しい水辺が活用されることで、観光・休憩・展望・飲食を楽しむことができる新たな空間が創出されます。
葛飾区公式サイトより
この制度に認可されたことによって、具体的には、河川管理施設の整備として、管理用通路（テラス）、坂路、階段の整備、賑わい拠点でのデッキ整備、ベンチ、照明、案内板、船着場の設置が行われます。
加えて、葛飾区が世界に誇るアニメキャラクターを活用したデザインの銅像や距離標の設置により、地域住民だけでなく、国内外からの観光客にも川を訪れ、水辺を散策してもらうことで、回遊性の向上が期待されます。
さらに、産官学・官民連携によるまちづくりやイベントの実施、オープンカフェの営業、舟運事業、水上イベントなど、多岐にわたる取り組みが計画されています。
これらの施策は、葛飾区と中川かわまちづくり協議会、国土交通省が協力して進めていきます。
イメージ画像 葛飾区公式サイトより
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2023年9月5日には、計画登録伝達式が行われ、葛飾区長をはじめとする関係者が集い、この計画に対する期待と決意を新たにしました。
区は事業予算や規模などは審議の上、決定するとしていて、全体の完成は2033年度を見込んでいます。
中川沿川地域の特色を活かしたお祭りや音楽イベントが盛んに行われており、これらの取り組みが繋がることで、河川空間にさらなる賑わいをもたらすことが期待されています。
