80年前の日本と平和を見つめ直す 二部構成の朗読劇「月光の夏/ヒロシマ 消えたかぞく」上演へ

平和の尊さを考える朗読劇「月光の夏/ヒロシマ 消えたかぞく」八潮で開催
「平和について考えよう」朗読劇自主上演実行委員会は、平和について考える機会として、朗読劇の自主上演を11月24日(月・休日)に開催します。
会場は「やしお生涯楽習館」1階多目的ホールで、午後2時より開演(午後1時30分開場)。入場は無料で、市内の小学生も出演します。

以前行われた朗読劇のシーン
朗読劇は二部構成。第一部「月光の夏—死ぬ前にピアノを弾かせてください—」では、ベートーヴェンの「月光」にまつわる若き特攻隊員の物語が描かれます。戦時下で音楽に託された想いが繊細に表現され、観客に静かな感動を呼び起こします。
第二部「ヒロシマ 消えたかぞく—あの日まで確かに生きていた家族の記録—」では、戦争によりある日突然失われた日常と家族の物語を朗読で紡ぎます。
「あなたは知っていますか 80年前の日本のことを」という問いかけが、現代を生きる私たちの心に響きます。
イベントは「平和について考えよう」朗読劇自主上演実行委員会が主催し、八潮市が共催、八潮市教育委員会が後援しています。会場定員は140名で、先着順となります。
戦争を知らない世代が多くなる中で、地域の子どもたちが出演し、平和の尊さを伝える貴重な催しとなりそうです。関係者は「ぜひ多くの方に足を運んでほしい」と呼びかけています。












