農・食・暮らし・人とのつながりを体感 10月13日、足立区花畑団地で入場無料
八潮市からもほど近い東京都足立区花畑の花畑団地で、新たな取り組み「Trial Base Hanahata(トライアル・ベース花畑)」が2025年10月よりスタートします。
このプロジェクトは、団地の原っぱを活用して地域の人々や団体、事業者が自由に“やってみたいこと”を試すことができる「トライアル・サウンディング」として位置づけられています。マルシェやワークショップ、プレイパーク、屋外シアター、親子向けイベントなど、これまで団地空間ではなかなか実現できなかった多彩な活動を展開できる場として注目されています。
その第一弾イベントとして、10月13日(月・祝)に「HARVEST FESTA 2025」が開催されます。テーマは「地球を感じる1日」。自然と農に触れ、人と人がつながることで、日常生活の中で見落としがちな“生きる”という営みを改めて考えるきっかけを提供します。
当日は、親子で楽しめる野菜の収穫体験をはじめ、身体にやさしいオーガニックフードや無添加ドリンクの販売、環境に配慮した雑貨の紹介、アップサイクルを体験できるワークショップなどが行われます。暮らしに取り入れたい新しいアイデアや持続可能なライフスタイルに触れられる機会となります。さらに、「食と農と生きること(仮)」をテーマとしたトークライブも予定されており、都市の中でどのように農やコミュニティファームを育んでいけるのかを参加者とともに考える場が設けられます。
会場は足立区花畑5丁目の花畑団地野外空間(旧足立区立花畑保育園跡地)で、開催時間は午前11時から午後4時まで。入場は無料で、地域住民はもちろん、八潮市をはじめとする近隣地域からも気軽に参加できるイベントとなっています。
また、「Trial Base Hanahata」の取り組みは今回のイベントにとどまらず、2026年1月までの約4か月間続きます。期間中は電気や水道をはじめ、テントや什器、照明、カウンターなども貸し出される環境が整えられており、参加者は小さな試みから大きな挑戦まで、自由に実験的な活動を展開することができます。使用料は無料で、地域団体や事業者、イベント主催者に広く門戸が開かれている点も大きな特徴です。
「やってみたい」が形になる場所として始動する「Trial Base Hanahata」。その幕開けとなる「HARVEST FESTA 2025」は、自然、食、暮らし、そして人とのつながりを体感できる特別な1日となりそうです。地域での新しい試みや交流に関心のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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