綾瀬川の起点「備前堤」と桶川宿の街並みをめぐり、文化財保護活動を学ぶ

八潮市立資料館が歴史講座「桶川の史跡めぐり」を開催 江戸期の新田開発に触れる機会
八潮市立資料館は、9月25日(木曜日)に歴史講座「桶川の史跡めぐり」を開催します。今回は、綾瀬川の起点として江戸時代初期の新田開発に大きな役割を果たした「備前堤」や、中山道沿いに往時の姿をとどめる桶川宿の街並みを巡る学習機会です。
桶川宿周辺には、市指定や国登録の建造物が点在しており、現在もボランティアガイドによる文化財案内が行われています。備前堤は、綾瀬川を当時の荒川から締め切ることで新田開発を促し、八潮市域の発展に結びついた歴史的資産であり、市域の歴史を考えるうえで欠かせない文化財です。
参加者は徒歩約3キロメートルを移動しながら、文化財の現地見学や活用の取り組みに触れることで、八潮市の文化財や文化財保護活動の重要性を改めて考える機会となります。
開催概要
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日時:9月25日(木曜日) 午前8時40分~午後5時ごろ
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集合・解散場所:八潮市立資料館 現地へは貸切バスで移動します
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定員:24人(申込順)
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参加費:無料
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申込方法:9月5日より、資料館窓口または電話(997-6666)で受付
地域の歴史に直に触れられる本講座は、八潮市と桶川市をつなぐ文化財を再認識する貴重な機会となりそうです。