1981年に始まった夏の風物詩、浅草サンバカーニバルが節目の40回目を迎えます
浅草サンバカーニバル第40回開催!日伯国交130周年を祝う華やかなアニバーサリー
2025年8月30日(土)、浅草の街を舞台に「第40回浅草サンバカーニバル パレードコンテスト」が開催されます。今年は日本とブラジルの国交樹立130周年と重なる“アニバーサリーイヤー”として、例年以上に華やかな盛り上がりが期待されています。
「浅草サンバカーニバル」は、1981年に始まった市民発のイベントです。台東区長・内山榮一氏と喜劇俳優・伴淳三郎氏の対話をきっかけに誕生し、本場リオの熱気を浅草で再現するべくスタートしました。当初は未知の存在だったサンバも、文化発祥の地である浅草の風土に受け入れられ、今では約48万人を動員する夏の一大イベントへと成長しています。

公式サイトより © 浅草サンバカーニバル実行委員会
新型コロナウイルス感染症の影響により中止を余儀なくされた時期もありましたが、2024年に5年ぶりの完全復活を遂げ、そして本年ついに40回目の節目を迎えます。記念開催となる今回は、恒例のパレードコンテストに加え、ブラジル物産展などの関連イベントも予定されており、浅草の街全体がサンバ一色に染まります。
開催場所は馬道通りから雷門通りにかけて。地元小学校が参加する「コミュニケーションリーグ」や本格派の「テーマサンバリーグ」、さらにS1・S2リーグによる迫力のパフォーマンスが披露されます。浅草の街を揺るがすリズムと煌びやかな衣装に、観客は熱狂することでしょう。

公式サイトより © 浅草サンバカーニバル実行委員会
運営委員会は「10年、20年、その先の未来もサンバの魅力を伝え続けたい」と語り、開催に向け最善の準備を進めています。観覧は立ち見のみで、ドローンや自撮り棒、三脚の持ち込みは禁止となります。来場者にはルールを守り、誰もが安心して楽しめる祭典への協力が呼びかけられています。
八潮市から浅草までは、つくばエクスプレスで最寄り駅の「浅草駅」まで乗り換えなしで約20分程度。都心に近い立地を活かし、気軽に訪れることができるのも魅力です。夏の締めくくりに、ぜひ浅草のサンバの熱狂を体感してみてはいかがでしょうか。