未来へ音をつなぐ挑戦――老朽化した楽器修繕に向けクラウドファンディング実施中

以前の演奏会の様子
埼玉県草加市を拠点に活動する市民吹奏楽団「草加中央吹奏楽団」(愛称:中吹〈ちゅうすい〉)が、2025年7月20日(日)に第38回定期演奏会を開催します。
会場は草加中央公民館、開演は16時30分(開場16時)、入場は無料・全席自由。
プログラムには、交響組曲「パイレーツ・オブ・カリビアン」や雅風幻想曲、昭和100年企画「懐かしのポップス」など、世代を超えて楽しめる楽曲が並びます。
演奏はもちろん、観て楽しめるステージ演出も魅力の中吹。市民に愛され、「草加中央吹奏劇団」とも呼ばれるその親しみやすさで、会場を「不思議な中吹ワールド」へと導きます。
老朽化した楽器を未来へ――クラウドファンディングに挑戦中

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今年、中吹は楽器修繕費用を募るクラウドファンディングを開始しました。
発足から40年近い歴史を持つ草加中央吹奏楽団ですが、使用している楽器の多くは使用歴40年以上に達し、個人での購入や維持が難しい特殊楽器や大型楽器が特に修繕の必要に迫られています。
【対象楽器の例】
- バスクラリネット
- バリトンサックス
- チューバ
- 打楽器類(ドラムセット、ティンバレス、ティンパニのヘッド など)
「40年使い続けてきた楽器を、さらに10年、20年と未来の世代へつなげたい」という想いから、今回のプロジェクトが立ち上がりました。
公民館を拠点に活動する中吹の場では、子どもたちや若者が本物の楽器に触れ、音楽を楽しむ機会が数多く生まれています。
市民に開かれた音楽環境を維持し、より多くの世代に音楽の喜びを届け続けるために、地域の皆さまからのご支援を広く呼びかけています。
クラウドファンディングの詳細・支援はこちらから →https://readyfor.jp/projects/chusui
地域とともに歩む「中吹」

以前の演奏会の様子
草加中央吹奏楽団は、1985年、草加市立中央公民館の管楽器講習会を母体として発足。
現在は10代から70代までのメンバーが参加し、定期演奏会、クリスマスコンサート、市民音楽祭、福祉施設での演奏、地域イベントでの模擬店出店など、多彩な活動を展開しています。
地元の公民館を活動の場とする市民楽団だからこそ、地域とのつながりを大切にし、音楽を通して草加のまちを盛り上げています。
イベント情報
- イベント名:草加中央吹奏楽団 第38回定期演奏会
- 日時:2025年7月20日(日) 開演16:30(開場16:00)
- 会場:草加中央公民館
- 入場料:無料・全席自由
- 演奏予定曲目:交響組曲「パイレーツ・オブ・カリビアン」、雅風幻想曲、懐かしのポップス 他
- 団体HP:https://www.chusui.info
- クラウドファンディングページ:https://readyfor.jp/projects/chusui
音楽を楽しみながら、未来への「音」を一緒に支えてみませんか?皆さまのぜひお立ち寄りください。