中川・綾瀬川流域の台風被害を踏まえた緊急プロジェクト、専門家による講演とパネルディスカッション
2024年8月26日、越谷市中央市民会館にて「流域治水シンポジウム2024」が開催されます。このシンポジウムは、春日部、草加、越谷、八潮、三郷、吉川、松伏の各市町と埼玉県、国土交通省関東地方整備局が共同で主催し、午後2時から5時まで行われます。会場は午後1時に開場され、参加費は無料となっています。
このシンポジウムの背景には、昨年6月に中川・綾瀬川流域で発生した台風2号による大雨での甚大な浸水被害があります。これを受け、国、県、6市1町が連携して「中川・綾瀬川緊急流域治水プロジェクト」を取りまとめ、早急に被害軽減に向けた取り組みを始動しました。
シンポジウムでは、プロジェクトの概要説明やキックオフ宣言のほか、埼玉県知事の大野元裕氏、気象予報士の井田寛子氏、東京大学の加藤孝明教授による基調講演が行われます。講演では、災害時の危機対応や異常気象の影響、流域治水の重要性についての議論が予定されています。また、パネルディスカッションも行われ、専門家と参加者が意見を交わす場も設けられます。
参加希望者は、8月22日までに国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所のホームページから、専用フォームまたはメールでの申し込みが必要です。定員に達し次第、締め切られるため、早めの申し込みをお勧めします。
お問い合わせは、国交省関東地方整備局江戸川河川事務所計画課(電話: 04-7125-7318)までどうぞ。災害に備えた重要な対策を、自分ごととして捉え、共に考えましょう。