数年前に中学校のPTAにかかわることがありまして。
ちょうど娘の入学式後にPTAの役員決めがあり、その時のPTAの役員さん数名が知り合いだったこともあって、まあ興味本位に見てたんですけど、なんかその日は午後から小学校の入学式があったようで、そちらにも伺いたいという方も多くて、にもかかわらず役員決めは当然のように難航w、途中で帰っちゃう人はいるわ、怒号は飛び交うわで、もう地獄絵図のような雰囲気。見かねて手を挙げたって感じでした。
結局、2年ほど関わらせていただいて、率直な感想としては、意外と面白かったですよ。先生たちと話す機会も多かったし、他の保護者の方たちと沢山接点持てたし。
色々と段取り変えたり、不公平感少しでも減らしたり、役員決めについても色々と変えたりしたんですけど、まあ根本的に見直ししないとダメだなこりゃ。って最中、任期終わっちゃったのですが。
そんな矢先、神戸の知り合いの方がこの『PTAのトリセツ』という書籍を紹介してくれまして、興味半分に読ませていただいたのですが、なるほど目から鱗ってことが多くて、「任期中に読んでおけばよかったなぁ」ということが色々とありまして、ちょっとおススメしておきます。
そもそもPTAの仕事ってなんなの?。くそめんどくさいし、メリットもない。大体PTAって任意なんじゃないんですか。ってというよく言われる事柄について、全く逆の発想から、くじ引きでしか決まらなかった役員が立候補で決まるようになったり、保護者の意見を取り入れた学校運営が行われたり、PTA不要論を覆す逆転の発想が満載です。ほんと、著者の方、色々と努力されてきたんだなあと心から感心しました。「ずるい」より「やりがい」って言葉が印象的です。
これを読んで問題がすべて解決するとは思いませんが、気づきの部分や、少しでも良い方法に解決できるといいなあなんて思います。ほんとに。twitter等でも活動されているので、興味のある方は是非見てみてくださいね。
参加者募集中😃
教員の多忙化を解消するには、一般企業がやるような業務の見直しを学校側の都合だけで推奨するわけにはいかないのである。その際には、生徒や保護者の同意や納得を得て進めなければならない。このまま無策な状態で進めば、学校運営がさらに厳しい状況に追い込まれることは間違いない pic.twitter.com/2AiQZaLdCw— PTAのトリセツ (@pta_torisetsu) October 3, 2021