埼玉県三郷市に開設された緑の風が導く新たな社会福祉の取り組み
埼玉県三郷市にある社会福祉法人「緑の風」が、重度の知的障害を伴う自閉症の方々に支援を提供する「Lagomみさと団地」。
令和4年4月にスタートしたこの施設は、障害を持つ方々が住み慣れた地域で充実した生活を送ることを目指しており、個々の特性やニーズに合わせた環境づくりに注力しています。安心して活動に参加できるよう、見通しを持ちながら支援を行っています。
主な活動内容は、近隣企業からの受注作業を中心に展開。それぞれの方々の理解の仕方や作業ペースに合わせて、適切な支援を提供しています。
また、団地内でのコミュニティ形成や地域との連携も重視しており、個々の社会参加を促進しています。
さらに、団地で行われた梱包作業から生まれた商品が、地域の商店で販売されています。その一例が、「有平糖」で、埼玉屋南雲さんで購入できます。この取り組みは、地域経済の活性化にも貢献しています。
「Lagomみさと団地」は、社会福祉と地域経済の両面から、新たな可能性を切り拓く取り組みとして注目されています。