元卓球ラケットのラバー職人が目指すのは「この街を世界一の卓球都市に!!」
今回ご紹介するのは、正海(しょうかい)三弘さん。
2011年に市内に「卓球家840(はちよんまる)」をオープン。卓球用品やグッズのショップに加え、卓球台スペースも施設内に併設し、レッスンやフリーでの使用が行なえるようになっています。
正海さんは熊本県出身。島根大学卒業後、市内にあるラバー製造会社に勤務。主にスポンジを担当しトップ選手の用具開発に従事されましたが、2011年の震災の年に退社。震災ボランティアに参加され、その後、「卓球用具専門店」という存在が市内にはなかったこともあり、ゆかりのある市内に、この卓球家840をオープンしました。
現在は八潮店の他、2019年には国道4号沿いの草加市清門に大型スペースの草加店をオープン。ネットショップも開設しており、八潮市だけでなく、広域にわたって卓球の普及に努められています。
ショップでは既製品の他にオリジナル商品に強みがあり、前職で経験されたラバーの加工技術を駆使した硬度指定や、「ハンドソウ」と呼ばれる、ペンホルダー型でもシェークハンド型でもない、グリップの一部に空いた穴に中指を入れて、その名の通り「手のこぎり(hand-saw)」のように持つラケットで、俗に「ピストルグリップ」とも呼ばれるラケットも開発、販売を行なっています。
オリジナルの大会も数多く主催し、最近では車椅子の方も参加できる体験会なども企画。精力的に活動されています。
現在毎日開催しているジュニアレッスンの参加者は100名程度。全農杯/全日本卓球選手権大会(通称 ホカバ)への出場を目指しています。
また、埼玉県内のプロチーム「T.T彩たま」のスポンサーとして初期から参加。やはり卓球業界人としてはプロリーグの成功は心より望まれています。
業界誌でも数多く取り上げられ、業界では知る人ぞ知る正海さんですが、そんな正海さんの目標は「八潮を日本一の卓球の街」にすること。
卓球をやりたいと思っている人が、卓球をできる環境を、少なくとも店舗のある八潮市と草加市に広げていきたい。卓球関係での雇用をもっと増やしていきたい。卓球の業界で働ける人を生み出すことが、卓球への貢献だと語っています。
(卓球王国公式サイトより)
048-997-4436
〒340‐0816 埼玉県八潮市中央2丁目5番5
通常営業時間
平日12:00-19:00
土日祝10:00-19:00
〒340-0055 埼玉県草加市清門1-256 セーモンプラザ新館
048-951-2242
通常営業時間
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