2023年12月27日、午後1時32分頃、つくばエクスプレス(TX)のつくば発秋葉原行き上り区間快速列車が、北千住と青井駅の間で緊急停止する出来事が発生しました。原因は列車のブレーキシステムが自動的に作動し、予期せぬ停車を余儀なくされたためです。
当時の列車は、乗務員による念入りな点検が行われましたが、問題は即座には解決せず、列車は自力での走行が不可能となりました。
この事態を受け、首都圏新都市鉄道は、つくばエクスプレス全線の運行を一時的に見合わせました。数時間後、線路上の列車を移動させた後、同日午後4時19分には全線で運行が再開されました。
運行再開後も、数時間にわたってダイヤが乱れ、この間、多くの乗客が遅延や予定変更に直面し、不便を強いられました。首都圏新都市鉄道は、このような事態を未然に防ぐため、引き続き安全管理体制の見直しと改善に努めていくことを公表しています。今後も安全な運行を確保し、乗客に安心してサービスを提供できるよう、関連機関が連携して取り組むことが求められています。