11月14日は「埼玉県民の日」
明治4年、日本における地方行政の大改革が実施され、その一環として11月14日(旧暦)に「埼玉県」が誕生しました。当初の埼玉県は現在とは異なり、荒川より東の地域を含んでおり、荒川の西側には入間県が位置していました。後に入間県は群馬県と合併し、熊谷県となりました。そして明治9年、埼玉県と旧入間県が合併し、現在の埼玉県の輪郭とほぼ同じ形にまとまりました。当時の埼玉県の人口は889,492人でした。
こうした歴史的な経緯から、昭和46年に埼玉県は誕生100周年を迎えます。この記念すべき節目を祝して、11月14日が「埼玉県民の日」と制定されました。
埼玉県内では、この日を中心に様々なイベントが催され、各鉄道ではフリー乗車券の発売が予定されています。
つくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道)
11月14日(火)に限り、つくばエクスプレス線での1日の乗り降りが自由となります。大人が2,420円で、子どもは690円で購入可能です。販売箇所は、八潮駅と三郷中央駅。
東武鉄道
2023年11月14日(火)(埼玉県民の日)のみ、特定の区間での自由な乗降が可能。大人の方が480円、小児の方が240円で入手可能。販売期間は11月8日(水)から14日までとなり、購入できる場所は以下の通り。
- 浅草駅から羽生駅までの区間
- 小村井駅から亀戸駅までの区間
- 杉戸高野台駅から柳生駅までの区間
- 大宮駅から南桜井駅までの区間
- 東上線の各駅(みなみ寄居駅、寄居駅を除く)
埼玉高速鉄道
発売当日である2023年11月14日(火)に限り、浦和美園駅から赤羽岩淵駅までの区間で1日中自由に乗車し降車可能。大人の方は580円、子どもは290円。
赤羽岩淵駅を除く埼玉高速鉄道線の各駅で購入可能。赤羽岩淵駅から乗車される場合、降車駅窓口にてこの切符への変更が可能とのこと。
秩父鉄道
「埼玉県民の日フリーきっぷ」を発売。秩父鉄道全線が乗降自由。大人1,000円、子ども500円で入手可能。
購入期間は2023年11月3日(金・祝)から14日(火)。有効日は11月14日(埼玉県民の日)に限定。
羽生、熊谷、武川、ふかや花園、寄居、長瀞、秩父、御花畑、影森、三峰口の各駅窓口で入手可能。
埼玉新都市交通
「ニューシャトル1日フリー乗車券」を発売。ニューシャトルの全線を1日中自由に利用することが可能。
大人は430円、子どもは220円。購入期間は2023年11月4日(土)から14日(火)まで。利用可能な期間は11月11日(土)から14日(火)まで。
ニューシャトルの各駅窓口で入手可能で、発売数は3,000枚限定。売り切れ次第発売が終了。