現職 大野元裕氏が2回目の当選 投票率は史上最低の23.76%
埼玉県知事選挙が幕を閉じ、無所属の現職である大野元裕氏(59)が、与野党5つの支援を受けて2回目の当選を果たしました。この選挙は、現職と新人の3人による激しい争いとなりましたが、大野氏の地元支持もあり、再選を果たす結果となりました。
投票率は、全国の知事選挙史上最低の23.76%という数字が示されました。
大野氏は埼玉県出身で、平成22年に参議院議員に就任し、旧民主党政権下で防衛政務官を務めた経歴を持ちます。前回の埼玉県知事選挙で初当選を果たした後、今回の選挙戦では、急速に進む少子高齢化への対応や持続可能な経済政策、デジタル技術の活用などを訴えました。これにより、各党の支持層や無党派層から広範な支持を獲得しました。
大野氏は当選後、多くの課題が待ち受けていることを認識し、「県民党」として連携を強化し、災害対応や子育て支援などに取り組む意欲を示しました。
ただ、投票率が過去最低となったことには多くの議論が巻き起こっています。インターネット上では、投票率が低いことへの懸念や批判の声が広がっており、民主主義への不満や自治意識の低さなどが取り上げられています。
さらに、暑い気候が投票率に影響を及ぼした可能性も指摘されております。
この選挙結果を通じて、今後は有権者の関心を高め、選挙参加の重要性を啓発する取り組みが求められるでしょう。埼玉県の未来に向けて、新たな展望が描かれることを期待します。
八潮市の投票率は17.84%で県内最下位
残念ながら、八潮市は投票率17.84%と、県内72の市町村のカテゴリーで最下位の72位という結果となりました。最下位というのは喜ばしい結果ではありませんが、他市でも20%を切るところがあるのも興味深いところです。
手元のデータは男女別のデータまでしか詳細がありませんが、これが年齢層別となるともっと顕著に課題がでてくるかもしれません。
以下は八潮市及び近隣の市町の投票率のランキング状況です。
吉川市 45位
- 有権者数 58,541
- 投票者数 14,183
- 投票率(%)24.23
越谷市 55位
- 有権者数 282,925
- 投票者数 64,478
- 投票率(%)22.79
松伏町 66位
- 有権者数 24,001
- 投票者数 5,171
- 投票率(%)21.54
草加市 67位
- 有権者数 206,294
- 投票者数 44,068
- 投票率(%)21.36
三郷市 70位
- 有権者数 114,720
- 投票者数 22,870
- 投票率(%)19.94
川口市 71位
- 有権者数 478,442
- 投票者数 94,732
- 投票率(%)19.80
八潮市 72位
- 有権者数 75,077
- 投票者数 13,390
- 投票率(%)17.84