下水道本管の復旧を受けて作業が進行。11月下旬は一時的な臭気や騒音・振動の可能性も

八潮市の道路陥没事故の現場では、復旧した下水管の周囲を埋め戻す工事と、下水を迂回させるために使っていた仮排水管の撤去が進められています。
埼玉県下水道局の「道路陥没事故に関するかわら版」2026年10月25日号(10月19日発行)では、11月の工事予定と現場の状況が報告されました。下水道本管は復旧していますが、現場では引き続き、仮設設備の撤去や雨水管の復旧に向けた作業が続きます。
埋め戻しは地下約7メートルの位置まで
下水管の復旧工事では、深い場所で地下約15メートルまで掘削しました。かわら版によると、埋め戻しは地下約7メートルの位置まで進んでいます。
掲載された写真には、復旧した下水管の上に土を入れ、重機で作業する様子も。11月も上旬から下旬にかけて、埋め戻しを続ける予定です。
仮排水管はブロックに切り分けて撤去

下水道本管の復旧に伴い、迂回用の仮排水管は役目を終え、撤去作業が進んでいます。
コンクリート構造の仮排水管は、その場で砕く方法ではなく、ブロックに切り分けて取り除いています。騒音や振動を抑えるための対応で、臭気対策として管内の清掃も適宜行ってきたということです。
ただし、11月下旬に予定する流入立坑の開口部を閉じる工事では、一時的に臭気や騒音・振動が発生する恐れがあるとしています。県は、できる限り抑制しながら作業を進める方針です。
雨水管の復旧工事も継続、原則は平日の日中に



雨水管の復旧に向けては、仮設雨水管の撤去と、本設雨水管の製作を11月を通して進める予定です。工程表では、11月下旬の仮設雨水管の撤去についても、騒音・振動が生じる可能性が示されています。
工事は土曜日・日曜日を原則休工とし、昼間に実施します。ただし、緊急時の対応や夜間にしかできない作業は例外となります。
天候や施工状況によって工程が変わる場合もあるため、近隣で暮らす方や現場周辺を利用する方は、県が発信する工事のお知らせも確認しておきたいところです。
車や蛇口などの黒い腐食、補償の相談も受付
かわら版では、被害に関する補償の案内も掲載されています。
対象として挙げられているのは、自動車のエンブレムなどのメッキ部品や、シャワーヘッド掛け、水道の蛇口などの金属メッキに生じた黒色の腐食(錆)です。現場で発生している硫化水素の影響を否定できないことから、腐食した部品の交換などに必要な費用を補償するとしています。
営業補償や電気代等の補償、その他の補償、脱臭機の配付についても申し込みを受け付けています。案内されている補償ではカバーできない実際の被害についても、個別に相談に応じるということです。
八潮市や近隣にお住まいの方で、車や住宅設備の変化が気になっている方、営業への影響について相談したい方は、まず専用窓口へお問い合わせください。
- 県の電話相談窓口:048-830-5988
平日9時~17時 - 現地相談窓口:埼玉県下水道局現地対策本部・補償担当
埼玉県八潮新都市建設事務所内(八潮市中馬場52-2) - 健康相談:八潮市健康増進課〈保健センター〉048-995-3381
平日9時~16時30分
申込方法や工事に関する情報は、埼玉県「八潮市道路陥没事故に関する対応について」で確認できます。
出典:埼玉県下水道局「道路陥没事故に関するかわら版」2026年10月25日号(2026年10月19日発行)。本記事は同号の掲載内容に基づいています。
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいます。現在本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。とある町会役員。
八潮市の他、生活エリアである近隣の情報など拾っています。











