就労要件なしで柔軟に通園 3月上旬に利用認定申請受付予定
八潮市は、0歳6か月から満3歳未満の子どもを対象とした「乳児等通園支援事業(こども誰でも通園制度)」について、2026年2月5日に制度内容を公表しました。
この制度は、こども家庭庁が「こども未来戦略」に基づき創設した全国的な取り組みの一つです。2025年度に子ども・子育て支援法に基づく地域子ども・子育て支援事業として制度化され、2026年度からは同法に基づく新たな給付として全国の自治体で実施されます。八潮市もその流れを受け、制度をスタートさせます。
すべての子育て家庭を支える新たな通園給付
「こども誰でも通園制度」は、すべての子どもの育ちを応援し、良質な成育環境を整えることを目的とした制度です。
これまでの幼児教育・保育給付に加え、月一定時間までの利用枠の中で、保護者の就労要件を問わず、時間単位で柔軟に利用できる点が大きな特徴です。
八潮市では、子ども1人につき月10時間まで利用可能としています。未利用分を翌月へ繰り越すことはできません。
家庭にも子どもにも広がるメリット
対象となるのは、利用日時点で次のすべてに該当する子どもです。
- 0歳6か月から満3歳未満(3歳の誕生日の前々日まで利用可)
- 保育所(園)、認定こども園、幼稚園、地域型保育事業所(小規模保育施設)に通っていないこと
保育の専門職がいる環境で、さまざまな活動を体験することで、子どもは人や物への興味・関心を広げることができます。家庭とは異なる集団環境での経験は、新しい刺激や成長のきっかけになるでしょう。
また、保護者にとっても、保育士などと直接話す機会が生まれることで、子育ての悩みを相談しやすくなります。一定時間子どもと離れることで、心身のリフレッシュにつながる点も期待されています。
利用料・申請方法は
保護者負担は1時間あたり300円程度。施設によってはおやつ代などの実費が別途必要となる場合があります。金額は実施施設ごとに異なります。
利用には認定申請が必要で、受付は3月上旬を予定しています。実施施設などの詳細は、今後市ホームページで順次案内される見込みです。
多様な働き方が広がる今、「働いていないから預けられない」という従来の枠を超え、すべての家庭を支える仕組みが動き始めます。
問い合わせは、八潮市子ども家庭部保育幼稚園課(電話048-996-2111・内線314)まで。














