「ちょっぴりインド」を掲げた親しみやすい味と居心地の良さで親しまれ、八潮ブランド認定商品も展開

ちょっぴりインドなアジアン酒場 きーCurry
八潮市中央に店舗を構える、「ちょっぴりインドなアジアン酒場 きーCurry」 が、2026年4月5日をもって閉店することが分かりました。13年もの間、地域に根差した人気店の閉店に、利用者からは惜しむ声が広がりそうです。
「ちょっぴりインド」をコンセプトに、インド風でありながら日本人の味覚に寄り添ったカレーやアジア料理を提供してきた同店は、ランチタイムはもちろん、夜には一杯とともに料理を楽しむカレーバルとしても親しまれてきました。店内にはカウンター席のほか、座敷席も備えられており、小さな子ども連れでも利用しやすい、ゆとりのある空間が特徴です。
また、ボードゲームの貸し出しなど、食事後もくつろげる工夫が施されており、単なる飲食店にとどまらず、地域の“居場所”としての役割も果たしてきました。こうした取り組みや独自性から、テレビなどの各種メディアに取り上げられる機会も多く、八潮市内外から注目を集めてきた存在です。
近年では、地元特産の小松菜パウダーを使用したレトルトカレー「八潮かりぃ」を開発・販売。令和4年には八潮市の推奨品として「八潮ブランド」に認定されるなど、地域発の商品づくりにも力を注いできました。
なお、閉店時期については、今後変更となる可能性があります。長年にわたり八潮の食と交流を支えてきた一軒のカレーバルが、どのような形でその歩みを締めくくるのか、最後まで注目が集まります。
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