夜間工事中の配線ミスが原因 負傷者なし、隣接変電所から送電切替

つくばエクスプレス TX-3000系
つくばエクスプレスを運営する首都圏新都市鉄道株式会社は、2025年12月20日(土)、同社が管理する八潮変電所(埼玉県八潮市)において、夜間作業中に設備故障が発生したと発表しました。
発表によりますと、12月20日午前2時40分ごろ、八潮変電所の更新工事に伴う夜間作業中、請負作業員が変電所機器の配線接続を誤ったまま電源を投入したことにより、一部設備の機器が損傷しました。調査の結果、制御用配線などに損傷が確認されたということです。
この影響を受け、同社では当該変電所から営業線への送電をすべて停止し、隣接する変電所から送電を切り替える対応を実施しました。これにより、12月20日の初列車からは通常どおりの運行が行われています。なお、この事象による負傷者はいないとしています。
今後の運行については、通常運行を予定しているものの、設備切替の影響などにより、一部列車で運休や遅延が発生する可能性があるとしており、同社は利用者に対し理解と協力を呼びかけています。
同社は「ご利用のお客さまには、大変ご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」とコメントしています。













