12月中に5駅が新たに対応、全20駅エリアが対象に

つくばエクスプレス、タッチ決済乗車サービスの実証実験駅を拡大へ
つくばエクスプレス(TX)は、2025年8月より一部駅で開始した「タッチ決済乗車サービス」の実証実験について、対象駅を順次拡大していると発表しました。12月には新たに5駅がサービスに対応し、年末時点で利用可能なエリアが大きく広がる見込みです。
■12月に新たにサービスが利用可能となる駅
タッチ決済乗車サービスは、以下の5駅で順次スタートします。
- 守谷駅:12月4日
- 柏の葉キャンパス駅:12月10日
- 青井駅:12月17日
- 六町駅:12月18日
- 研究学園駅:12月20日
※開始日は変更となる場合があります。
これにより、TX全20駅での導入に向けた準備がさらに進む形となります。現在すでに秋葉原駅、浅草駅、北千住駅、流山おおたかの森駅、つくば駅の5駅で実証実験が実施されており、八潮駅での導入も近いとみられます。
■サービス概要
「タッチ決済乗車サービス」は、お手持ちのタッチ決済対応カード(クレジット・デビット・プリペイド)や、それらを設定したスマートフォンを専用リーダーにかざすだけで乗車できる仕組みです。自動改札機に新設されたタッチ決済リーダー、または専用端末で読み取りが行われます。
■利用可能ブランド
以下の国際ブランドに対応しています。
VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners Club、DISCOVER、UnionPay(銀聯)

■利用方法
対応改札機の読み取り部に、利用可能な媒体を1秒以上しっかりタッチして入場します。出場時も同じカードやスマートフォンをご利用ください。運賃は大人片道普通旅客運賃(10円単位)となります。
■年末時点の利用可能エリア(2025年12月末時点での予定)
秋葉原、新御徒町B1階、浅草、北千住、青井、六町、八潮、南流山、流山おおたかの森、柏の葉キャンパス、守谷、研究学園、つくば など、TX全体での利用が視野に入っています。
TXでは、利便性向上と混雑緩和を目的にキャッシュレス化を推進しており、今回の拡大によって利用者の選択肢がさらに広がることが期待されます。八潮エリアを含む沿線各地でのサービス開始が待たれます。













