エンジンがかかったままの車内で発見 争った形跡はなし 近隣住民が通報

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11月10日午前9時50分ごろ、埼玉県八潮市大曽根の路上で、「車内に男性2人が乗っていて動いていない。手に血が付いている」と近隣住民の女性から110番通報がありました。
草加警察署によりますと、現場に駆け付けた警察官が車内を確認したところ、助手席からは80代くらいの男性、後部座席からは40代くらいの男性が見つかり、いずれもその場で死亡が確認されました。死亡したのは東京都足立区在住の無職の父親(80)と息子(49)と判明しています。
車はエンジンがかかった状態で、施錠はされておらず、道路脇に停車していたということです。2人はいずれも上半身から出血しており、車内からは刃物のようなものが1本と車の鍵、バッグなどが見つかりました。着衣の乱れや争った形跡は確認されていないとのことです。
現場はつくばエクスプレス八潮駅から約2キロ離れた住宅や事務所が立ち並ぶ地域で、平日の朝に発生した異変に住民からは驚きの声が上がっています。警察は事件性の有無を含め、死因や経緯を慎重に調べています。












