営業補償費7.8億円と下水道管対策工事費55億円を盛り込み、今後の費用負担は国民的議論に
埼玉県議会は9月30日の本会議で、八潮市で発生した県道の道路陥没事故に伴う補償費用などを含む総額62億8千万円の流域下水道事業会計補正予算案を全会一致で可決しました。
今回の補正予算には、陥没事故で破損した下水道管の仮復旧工事や、それに伴う通行規制で休業や売り上げ減少を余儀なくされた店舗などへの補償費として7億8千万円が盛り込まれています。さらに、国による特別重点調査で速やかな対応が必要とされた下水道管の改修工事費用として55億円を計上しました。
県議会では、八潮市の住民や事業者への補償とともに、今後同様の事故を防ぐためのインフラ整備を着実に進めることが求められています。