地域住民に親しまれた“街の足”が姿を消す、公式サイトで感謝の言葉も

草加市最古のタクシー会社「草加タクシー株式会社」100年の歴史に幕、8月15日で廃業
草加市西町に本社を置く「草加タクシー株式会社」が、令和7年(2025年)8月15日をもって廃業しました。大正13年(1924年)創業以来、100年以上にわたり地域住民の生活を支えてきた老舗のタクシー会社として、草加市民だけでなく、八潮市の方や近隣の方々から親しまれてきました。
同社は一般乗用旅客自動車運送業を展開し、およそ24〜30台の車両を保有。約50名の従業員とともに、長年にわたり“街の足”として活躍してきました。代表取締役の吉田隆彦氏は、公式サイトを通じて「これまでのご愛顧に深く感謝申し上げます」と、利用者や地域への謝意を述べています。

草加タクシー株式会社 公式サイトより
草加タクシーは市内で最も歴史のあるタクシー会社として、地元の移動手段を支える存在でした。今回の廃業は、地域の交通環境に少なからぬ影響を与えることが予想され、市民からは「長年利用してきただけに寂しい」といった声も聞かれています。
100年余りの歴史に幕を下ろした草加タクシー。長きにわたり地域とともに歩んだその存在は、多くの人々の記憶に残り続けることでしょう。
情報をお寄せいただき、ありがとうございます!!
公式サイト▶https://www.sokataxi.com