ごみ収集車や処理施設で火災が多発中 八潮市が適切な排出を呼びかけ

リチウムイオン電池 発火 イメージ
八潮市は、ごみ処理施設や収集車での火災事故防止のため、市民に対してリチウムイオン電池などの適切な分別を強く呼びかけています。近年、スマートフォンや電子たばこに使用されているリチウムイオン電池が原因とみられる火災が、近隣自治体でも相次いで発生しており、7月12日には蕨戸田衛生センターで、また本年1月3日には川口市朝日環境センターで火災が確認されました。
リチウムイオン電池がごみに混入すると、収集車両や施設内で発火する危険性があり、作業員の命を脅かすばかりか、ごみ処理体制の停止や修復に多大なコストと時間を要することから、日常生活にも大きな影響を及ぼします。

リチウムイオン電池が入っている主な製品
八潮市では、以下のような処分方法を案内しています。
- リチウムイオン電池や乾電池はテープ等で絶縁し、透明なごみ袋に入れて「燃えないごみ」として排出
- 電池を取り外せない機器は、本体ごと透明な袋に入れて「燃えないごみ」として排出
また、製品に表示がなくても「充電できる」「電源なしで動く」製品にはリチウムイオン電池が内蔵されている可能性があり、注意が必要です。家電量販店などで回収ボックスが設置されている場合もあるため、併せてご利用ください。
市では啓発活動の一環として、埼玉県や環境省の制作した動画も紹介しています。YouTubeで視聴できる以下のコンテンツは、リチウムイオン電池の危険性と適切な処分方法をわかりやすく解説しています。
火災を未然に防ぐためにも、市民一人ひとりが分別ルールを守ることが重要です。詳しいお問い合わせは、八潮市生活安全部 環境リサイクル課(電話:048-996-2111・内線235)まで。