災害時から屋外イベントまで幅広く活用可能な新設備で、安心と快適を提供
三郷市は、災害時や避難所でのトイレ不足を改善するため、2024年末に新たに「トイレトレーラー」を導入しました。
このトイレトレーラーは、災害時だけでなく、市主催の屋外イベントなど平常時にも活用される予定で、多様な場面で市民の安心と快適を支える設備です。
トイレトレーラーは、小型トラックなどでけん引可能な移動型個室トイレで、災害発生直後の断水時にも速やかに使用を開始できます。4つの個室には水洗トイレを備え、1,200回以上の利用が可能な大容量タンクを搭載。さらに、各個室には手洗い台、換気扇、殺菌灯などの設備が整っており、衛生面でも安心して利用できます。
この設備は、国内の被災地でも仮設トイレとして活用された実績があり、ライフラインが復旧するまでの間、重要な役割を果たしてきました。三郷市でも、万が一の災害時に迅速かつ効率的に利用できる準備が進められています。
また、平常時には市が主催するフェスティバルや屋外イベントで仮設トイレとしての活用が予定されています。これにより、イベント参加者に快適な環境を提供し、多くの人々が安心して楽しめる場を実現します。
三郷市は、災害対策と市民生活の向上を目指し、安全で快適な環境づくりに取り組んでいます。このトイレトレーラーは、その一環として、多くの市民に役立つことでしょう。