産業拠点形成へ向けた協定締結、2025年1月に優先交渉権者を決定予定
八潮市は、北部拠点まちづくり推進地区における産業拠点形成を目指し、開発パートナー企業の公募を開始しました。本年度内を目標に開発基本方針を策定し、協定を締結する予定です。この取り組みは、流通業務施設、モノづくり施設、商業施設などを誘導し、周辺環境への配慮を図りながら、地域の発展を促進することを目的としています。
北部拠点まちづくり推進地区は、八條地内を含む約44ヘクタールの広大なエリアを対象としており、現在進行中の外環八潮パーキングエリアやスマートインターチェンジ、道の駅の整備と連携して進められています。産業誘導ゾーンを中心に、田畑などの未開発地を活用し、新たな産業拠点を形成するために、企業からの提案を募集します。
公募はプロポーザル方式で行われ、参加申し込みは9月13日から27日まで受け付けられます。2025年1月中旬から下旬にかけて、優先交渉権者および次点者が決定され、その後、2025年度末までにパートナー協定が締結される予定です。契約締結後は、地域住民との合意形成を経て、2026年度以降から整備が本格的に進められる見通しです。
八潮市は、この公募により、地域課題に対応しつつ、産業施設の立地や地域貢献策を積極的に提案できる意欲的な企業の参加を期待しています。詳しい情報は、八潮市の公式ウェブサイトや配布資料で確認できるほか、都市整備部 北部拠点整備課まで問い合わせが可能です。