地域医療から観光、漁業まで—地方の未来を切り拓く公務員たちの活躍が光る
2024年8月19日、株式会社ホルグ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:加藤年紀)は、地方公務員の優れた業績を称えるイベント「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2024」を開催し、全国から選ばれた12名の地方公務員を表彰しました。
このアワードは2017年から毎年開催されており、今年で8回目を迎えました。応募総数は147件に上り、競争の激しさが伺えます。その中でも、安高 昌輝氏(草加市 市長付みらい戦略担当主査(兼)市長室広報課 主査)がお隣の草加市で初の受賞者となりました。
イベント概要
- 応募受付期間: 2024年5月末まで、地方公務員による他薦を受け付け(詳細リンク: holg.jp)
- 受賞者発表: 2024年8月、holg.jpウェブサイト上で発表(詳細リンク: holg.jp)
- 表彰式: 2024年10月13日(日)15時から、大崎ブライトコアホール(JR大崎駅)にて開催予定
アワード実施の目的と背景
このアワードは、地味な業務から派手なプロジェクトまで、地方公務員が地域社会にどのように貢献しているかを広く共有し、社会からの認知を高めることを目的としています。
その結果として、行政サービスの質が向上し、全国民がその恩恵を享受できる環境の構築を目指しています。
受賞者紹介
以下は、2024年の受賞者とその業績の一部です。
- 池田 次郎(川西市 市長公室 市制70周年記念事業事務局 事務局長補佐)
- 小規模保育園の参入で待機児童問題を改善し、全国初のリアル・オンラインハイブリッド成人式を実現。詳細: holg.jp
- 伊藤 貴規(磐田市 健康福祉部 健康増進課 主任保健師)
- 男性保健師のための会を発足し、SNSで県内No.1のフォロワーを獲得。詳細: holg.jp
- 伊藤 允一(瑞浪市 みずなみ未来部 シティプロモーション課 魅力発信係長)
- ふるさと納税の寄附額を6倍に増加させ、PR動画が多数の賞を受賞。詳細: holg.jp
- 勝谷 聡一(宇治田原町 企画財政課 課長補佐)
- ふるさと納税額を2億円にし、寄附を子ども向けに限定したプロジェクトを推進。詳細: holg.jp
- 郷田 秀章(堺市 上下水道局 事業サービス課 主幹)
- 水道アプリ「すいわん」を開発し、業務効率化を実現。詳細: holg.jp
- 近藤 裕(豊田市 生涯活躍部 市民活躍支援課 担当長)
- ラリーの認知度をわずかな予算で94%に向上。詳細: holg.jp
- 武田 亜可理(愛媛県 農林水産研究所 水産研究センター環境資源室 研究員)
- 漁業資源担当として過酷な業務を遂行し、漁業の素晴らしさを発信。詳細: holg.jp
- 辻村 真輝(羽曳野市 都市魅力部 魅力づくり推進課 課長)
- コロナワクチン集団接種のシミュレーションを全国に共有。詳細: holg.jp
- 橋本 一磨(豊田市 市長公室 東京事務所 所長)
- 未収債権の一元化により28億円を回収。詳細: holg.jp
- 深谷 大一朗(郡山市 文化スポーツ部 国際政策課 課長補佐 兼 国際交流係長)
- クラウドファンディングの支援で9千万円以上調達。詳細: holg.jp
- 安高 昌輝(草加市 市長付みらい戦略担当主査(兼)市長室広報課 主査)
- 広報誌をフルカラーにリニューアルや税収のベースアップに貢献など。詳細: holg.jp
ネクストホープ賞(30歳以下)の受賞者
- 茅野 裕也(高砂市 福祉部生活福祉室 生活福祉課 事務吏員)
- 商店街の活性化と地域イベントでの貢献。詳細: holg.jp
- 林 和輝(滑川市 総務部 公民連携課 主事)
- 公民連携化の創設とマルシェの開催。詳細: holg.jp
メディア掲載例
このアワードの受賞者たちは、300を超えるメディアで紹介されており、その活躍が広く知られています。主要メディアには、NHK、日本テレビ、読売新聞、朝日新聞などが含まれています。
株式会社ホルグについて
2016年に設立された株式会社ホルグは、地方公務員を支援する事業を展開し、地方自治体の成果を最大化するための環境構築を目指しています。
主な事業には、地方自治体を応援するメディア「Heroes of Local Government」、地方公務員オンラインサロン、自治体向け研修動画配信サービスなどがあります。
草加市役所 安高 昌輝氏の受賞について
本アワードは、地方公務員の中で際立った成果を挙げた人物を讃えるものであり、安高氏の多岐にわたる貢献が高く評価されました。
1. 広報紙の革新
安高氏が草加市市長付みらい戦略担当主査としての任に就いた際、広報紙の状況に危機感を覚えました。予算も経験もゼロの中、広報紙を2色刷りからフルカラーへと刷新し、特集ページを設けるなど大規模なリニューアルを実施しました。
その結果、市民からは「草加市をもっと知りたい」「引っ越しを考えていたが、このまちに留まることにした」といった高い評価を得ました。さらに、広報紙は埼玉県の審査で1位を獲得し、草加市に初の快挙をもたらしました。
2. 税収改革の成功
また、安高氏は市民税課時代に税収の増加にも寄与しました。彼は、給与支払報告書未提出の会社を調査し、税収ベースの5000万円以上のアップを実現。
その精緻な調査手法と不正発見の能力が高く評価され、草加市の財政健全化に大いに貢献しました。
3. 子ども会の再生
地域活動にも力を注ぎ、安高氏は草加市子ども会育成者連絡協議会の副会長としても活躍しています。彼の取り組みにより、消滅の危機に瀕していた子ども会が再生し、地域の子どもたちにとって大切な交流の場を提供しました。
彼の情熱と行動力は、地域コミュニティの活性化に不可欠なものであり、子どもたちからも「ヒーロー」と称賛されています。
4. まちづくりへの貢献
安高氏の「そうかリノベーションまちづくり」プロジェクトに対する熱意も見逃せません。空き家の活用と民間主導のビジネスプランを通じて、中心市街地の活性化に成功しました。
このプロジェクトは全国屈指の成功事例として高く評価され、地域の振興に大きな影響を与えました。
安高 昌輝氏の受賞は、草加市の未来を見据えた取り組みが高く評価された結果です。彼のリーダーシップと革新力、そして地域への深い愛情が、多くの人々に前向きな変化をもたらしています。今後も彼の挑戦と活躍に期待が寄せられています。その他、各受賞者の活躍もぜひご確認ください。