犯罪抑止と安心の街づくりを目指して、家庭から始める防犯ボランティア
一戸一灯運動をご存じですか?
八潮市では、2018年より各家庭の防犯対策や地域の安全・安心のため、皆さんのご協力をお願いしています。
「一戸一灯運動」とは、家庭の玄関灯や門灯を就寝または夜が明けるまで点灯させて、街灯の不足を補い、街を少しでも明るくする防犯ボランティア活動です。
誰でも簡単に始めることができるこの運動は、地域全体の防犯意識を高め、犯罪を未然に防ぐために非常に有効です。
なぜ一戸一灯運動が必要なのか
「痴漢」「ひったくり」「深夜の忍び込み」などの犯罪者は、人に見られることを嫌います。
したがって、街を明るくすることで犯罪を未然に防止することができます。明るい街並みは、犯罪者にとって不都合な環境となり、地域の安全を保つ重要な要素です。
気になる電気代は?
電気料金の契約形態や照明灯のワット数、さらには点灯時間によって異なりますが、1カ月の電気料金は100円~300円ほどと言われています。
また、消費電力の少ないLED灯やソーラーパネル(太陽光発電)を活用すれば、電気代をさらに抑えることができます。
一戸一灯運動の取り組み
一戸一灯運動の一環として、2022年に実験的に葛西用水沿いのフェンスにソーラーライトを設置しました。
この取り組みによって、地域の皆さんが一戸一灯運動を簡単に始められるようになりました。ぜひ一度、大原小学校西側の葛西用水沿いの現地をご覧ください。
また、今年2月には八幡中学校北側歩道沿いのフェンスにもソーラーライトを設置しました。
この取り組みは、地域住民の方々から「明るくなったことで安心して通行できるようになった」との声を頂いているそうです。
これにより、一戸一灯運動の効果を実感していただき、地域全体で安全・安心なまちづくりを進めることができます。
最後に
一戸一灯運動は、各家庭の小さな協力が大きな安心を生む活動です。ぜひ皆さんもこの運動に参加し、八潮市の安全・安心なまちづくりにご協力ください。明るい未来のために、一戸一灯運動を広めていきましょう。
お問い合わせ
八潮市役所 生活安全部 交通防犯課 防犯担当
電話:048-996-2111(内線397)