前線の北上に伴い、関東地方でも雨風が強まる見込み。土砂災害や高波に注意。
tenki.jp 公式サイトより
台風1号が31日(金)に伊豆諸島に最接近すると予想されています。気象庁は、伊豆諸島の住民に対し、高波や強風、大雨に警戒し、注意を呼びかけています。台風は北東へ進む予定で、31日(金)夜には温帯低気圧に変わる見込みです。
伊豆諸島では、非常に強い風が吹き荒れ、海上では大しけが予想されています。最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルに達する恐れがあり、波の高さは最大で6メートルと予測されています。住民は、うねりを伴った高波と強風に警戒するよう求められています。
台風の影響で、伊豆諸島では雷を伴った激しい雨が降り、31日(金)6時までの24時間には最大で80ミリ、6月1日(土)6時までの24時間には50から100ミリの雨が降る予想です。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に特に注意が必要とされています。
一方、台風の北上とともに前線も北上し、関東地方では31日(金)午前中まで広範囲にわたって雨や風が強まることが予想されています。特に朝の通勤・通学時間帯には、沿岸部を中心に雨脚が強まり、土砂降りになる所もある見込みです。風も強まり、気温の上昇は鈍く、最高気温は20℃程度に留まると予測されています。
東海や近畿地方では、31日(金)の明け方までが雨のピークとなる見込みですが、静岡県では昼頃まで雨雲がかかるでしょう。太平洋側の海上では高波にも注意が必要です。
気象庁は、最新の気象情報に注意し、万全の備えを行うよう呼びかけています。
