令和6年5月より、埼玉県が特殊詐欺犯人との戦いを強化。限定数の配布につき、草加警察署への早期申込みを呼びかけ
埼玉県内で高齢者を狙った特殊詐欺の被害が後を絶たない中、県警は新たな防犯対策として「防犯対策電話録音機」の無償配付を発表しました。
この取り組みは、特に65歳以上の高齢者が居住する世帯を対象に、詐欺犯からの電話に出ることなく対処することを目的としています。
令和6年5月より、埼玉県内の対象世帯に対し、電話録音機を無料で配布することが決定しました。この機器は、不審な電話を自動で録音し、詐欺行為を未然に防ぐことを目的としています。警察官が直接自宅に訪問し、機器の設置を行うため、受け取り手の負担は一切ありません。
しかし、配布数には限りがあり、早めの申し込みが推奨されます。申し込みは、お住いを管轄する警察署生活安全課を通じて行うことができます。
特殊詐欺の巧妙化が進む中、このような防犯対策が高齢者の安心安全に寄与することが期待されています。
埼玉県警は、今後も詐欺被害の防止と高齢者の安全確保のための取り組みを強化していく方針です。
【防犯対策電話録音機の無償配付】
特殊詐欺犯人からの電話に出ない対策のため、埼玉県内居住の65歳以上の高齢者のみで構成される世帯または日中65歳以上の高齢者のみとなることが多い世帯の希望者に対し、令和6年5月以降に「防犯対策電話録音機」を無償配付予定です。(続く) pic.twitter.com/w9Irg54hwc— 埼玉県警察本部特殊詐欺対策室 (@spp_tokusa) April 26, 2024