通常は海鮮ランチの名店、しかし月曜だけは違う。静かな古民家で味わう、特別メニューの日
草加市柿木にひっそりと佇む「うめだ商店」。
単なるカフェとは一線を画し、古民家を巧みに改装し、その趣き深さを活かしたこのカフェは、多くのメディアにも取り上げられており、独自の魅力で様々なイベントや催事に出店するほどの注目を集めています。
その魅力は単に人気に留まらず、訪れる人々を魅了し続けるために新たな取り組みが始まっています。
実は今年から、定休日だった月曜日を、メインの海鮮ランチを用意せずに、その他のメニューだけで構成した日として営業を開始されています。
通常日のメニューは、恐らくは伺ったみなさんがたくさんSNSなどで紹介されているんだろうと思い、初めてではありながら、あえて月曜に伺うことにしました。
なんでも月曜日はオーナーさんをお休みにさせてあげたいそうです。確かに毎日の新鮮な素材の仕入れ等はホントに大変ですよね。
「うめだ商店」は昔ながらの佇まいを残す古民家を改装したカフェです。外観もさることながら、店内に一步足を踏み入れると、木の温もりが感じられる空間が広がり、どこか懐かしさを感じさせてくれます。
特にこの日は曇り空で、静かな店内はさらに落ち着いた雰囲気を演出しています。
静かな店内はさらに落ち着いた雰囲気を演出。店内には、焼き菓子やオリジナルのハンカチ、さらには徳島市内のコーヒー豆専門店から取り寄せたこだわりのコーヒーが並び、どこか懐かしく、穏やかな時間が流れます。
この雰囲気だけで、街の喧騒からポンと放り込まれたような気持ちになります。伺ったのが13時過ぎでしたので、お客さんもまばらではありましたが、ランチタイムは混みあいますのでご注意を。
平日は海鮮ランチで賑わううめだ商店ですが、月曜日は異なる顔を見せます。定休日だった月曜日が、特別なメニューが登場する日として生まれ変わりました。
私がお願いした「大分地卵の出汁巻きごはんセット」は、そんな月曜メニューの一例。
スマートフォンを使ったオーダーシステムと、伝統の味わいが絶妙にマッチしたモダンながらもどこか懐かしい食体験を提供してくれました。
こちらが「大分地卵の出汁巻きごはんセット」1,200円。
豚汁、とろろ、高菜にたらこ。出汁巻き卵は見た目にも美しく、一口食べるとそのボリュームと上品な味わいで、ランチタイムを贅沢に彩ってくれます。
まさに料理だけでなく、古民家ならではの落ち着いた雰囲気が、食事のひとときをさらに特別な時間へと昇華させてくれます。
※個人的には大盛の大根おろしがとても嬉しい。
このカフェは事前予約を受け付けておらず、駐車スペースも限られていますので、お車での利用は乗合で伺うことをお勧めします。
営業時間は11:00から16:00までとなっており、最終来店時間は14:45、ラストオーダーは15:00です。
今回は通常とは異なった月曜メニューを堪能しましたが、次回はオーナーご自慢の海鮮ランチを楽しみに伺いたいと思います。
「うめだ商店」は一度訪れると、その独特の魅力に引き込まれ、何度でも訪れたくなる不思議な力を持った場所です。
ぜひお立ち寄りくださいね。
<Hacchinさん>
「やしおん」運営代表。ずっと八潮の人。30年近くネットの世界にいて20年以上ネットマーケティングやWEBの世界にいます。
本職は小さなゲーム会社の管理部長。BBQインストラクター資格。強面ですが下戸なんです。